富士山が一番美しく見える街「富士吉田」で遊ぼうについて

ぜひお勧めしたいのが、東京から高速で1時間もあれば到着できる近場のレジャースポット「富士五湖地方」への旅。中でも富士五湖地方の中心都市、「富士吉田市」は、楽しいばかりではなく、歴史や地理の勉強になるさまざまなスポットの他、富士の麓の大自然や四季折々の花を楽しめる数々のイベント、そして、何よりも、おいしいものが食べられるお店も盛りだくさんです。

銘菓

山梨の銘菓というと、甲府地方で製造されているお馴染みの「信玄餅」などが有名ですが、あえて、富士吉田銘菓としては、ご当地製菓メーカー「金多留満」(きんだるま)のお菓子の数々はひときわ高い評価を得ています。

このメーカーで製造されている数々の銘菓の中でも、富士山の貴重な高山植物の一つである「はまなし」(コケモモ)をふんだんに使った、涼やかな高級ゼリー菓子、その名も「はまなし」は、天皇陛下献上、科学技術長官賞、全国菓子博覧会金賞を受賞したと言う一品です。

「はまなし」は富士山の五合目から八号目にかけ群生する富士山の代表的な高山植物で、健康保持の良薬とされています。古代の中国、秦国の始皇帝が不老長寿を追い求め使者を派したとき、その使者除福は「はまなし」こそ、不老の源として秦に持ち帰ったという伝説もあるほど貴重なものなのです。

環境が合わないと成長することができないデリケートな高山植物は、もちろん人間の手で栽培することは不可能です。ですから、金多留満のはまなし収集部隊は、高山植物を採集するための特別許可を得たうえで、苦労して天然のはまなしを探し出し、採集しているという話を小耳にはさんだこともあります。

金多留満のお菓子は、地元の人の間でも「大切な方への贈り物」「特別な日の贈り物」に使われるほど、普段はあまり口にできない銘菓なのです。

このお菓子を手に入れるためには、富士五湖地方に点在する金多留満の直営店に足を運べれば一番良いのですが、土地をよく知らない観光客の方に分かり易い場所だと、銘旅館「鐘山苑」のお土産売り場の中にも、大変目立つ直営店が出店しています。

アクセス

近日、有料高速道路の料金法が変わり、無料区間も増えたため、以前よりもぐっと富士五湖地方を訪れるための壁が低くなりました。東京方面からアクセスするのに通過する中央高速道路の大月?河口湖区間、東名高速道路を使用して、御殿場方面からアクセスする場合に通過する東富士有料道路全線は無料となったのです。

東京方面からマイカー以外の交通手段でアクセスする場合に一番便利なのは、新宿の高速バスターミナルから出発している「新宿高速バス」です。これだと鉄道を利用するよりもずっと安く済み、富士五湖地方にやってきてからも河口湖駅、富士吉田駅、富士急ハイランド駅、山中湖駅など、観光客が訪れたい場所には必ず停車してくれます。また、最近では名古屋や大阪方面からの長距離高速バスもしばしば見かけるようになってきました。

中央高速で河口湖まで走ってきた場合、東富士有料道路を富士吉田ICで降りた場合は、インターを降りるとすぐに富士急ハイランドがあります。そして、一般道に降りたと同時に入る国道が、この地方の大動脈となっている国道138号線となります。

観光客が訪れるような場所には、いずれの場所にも道路標識で分かり易く指示されている場合が多く、道に迷うことも殆どないのですが、富士吉田市内に点在する「うどん店」を訪れたい場合は、店はかなり分かりにくい場所にあるケースがあります。ですから、店に向かう前に、鉄道駅の観光インフォメーションセンターや、道の駅などに置かれている「うどん屋マップ」を入手すると良いかと思います。

周辺情報

富士吉田を始めとする富士五湖観光、滞在の起点は、鉄道富士急行線の富士吉田駅、河口湖駅並びに、富士急ハイランドの南側メインゲートの高速バス降り口に当たるバスターミナル、そして、車で訪問した場合は国道139号線上にある、「道の駅ふじよしだ」を拠点にすることがとても便利です。
これらの場所には観光インフォメーションセンターがあり、観光スポット案内や所在地を示した地図などもゲットできるはずです。この地区の道路状況は、国道139号線さえ把握すれば、西湖や精進湖方面、山中湖忍野方面のいずれの地区にも一本道でアクセス可能です。

山中湖は別荘が多く、観光スポットやイベント的には富士吉田や河口湖町よりも少ないのですが、その静かなたたずまいや、湖畔に点在する、都会の人でも「すてき!」と思えるような、オシャレな各国料理店、雑貨屋さん、ティーショップなどが点在しています。また、小高い丘の上からの、素晴らしい富士と湖の眺望を誇る「ホテルマウント富士」や、会員制リゾートホテル「エクシブ」などの、西洋風の高級ホテルもあります。

キャンプ場合など、現地に向かう前に食料品や必要な物を買いそろえておきたい時は、富士吉田市内、あるいは河口湖町での買い物をおすすめします。これらの街の大型スーパーは一通りの品物にプラスして、ご当地ものの品ぞろえも豊富で、見ているだけでもとても楽しくなります。この2つの街以外の地区には大型スーパーはごくわずかしかありません。特にキャンプ場は、富士吉田地区にあるPICAを除いては、かなり買い物には不便な場所にあります。

ふじっ湖号

都会などから富士吉田周辺地区を訪れるのに、マイカーを使わなくても移動に不自由しない、便利な交通機関があります。その一つは、富士五湖地方の中でも特に山中湖方面の観光スポットを巡回する、その名も「ふじっ湖号」です。ふじっ湖号は観光客のために用意された乗り合いバスで、その外観も大変レトロで面白い形をしたバスです。

ふじっ湖の出発駅は富士急行線富士吉田駅となります。そこから山中湖方面へ移動するのですが、停車駅は北口本宮富士浅間神社前→富士山レーダードーム館前→忍野八海→忍野村花の都公園前→立ち寄り温泉・紅富士の湯→山中湖ホテルマウント富士前から山中湖を巡回し、富士吉田に戻ります。

逆方向となる、河口湖や西湖方面へ出かけたい場合にもふじっ湖号と同じように大変便利な観光用乗り合いバス「レトロバス」が用意されています。こちらも大変安価な料金で、宿泊滞在者のためには2日間有効のフリーパスなどが利用できるのです。

富士五湖地方の観光スポットはかなり広範囲に点在しているため、マイカーで訪問するとカーナビがあっても場所を探すのがかなり面倒に思える地区があります。その点、ふじっ湖号やレトロバスを使うと観光地を探す必要は全くない、また、夫婦やカップルなどで訪問した場合も、両名がいっしょに、昼間からアルコールを楽しむことができるという良い点があるのです。

よってけし

古い時代から「御師の家」が多く、旅人を歓迎する立場にあった富士吉田の人々は、訪問者誰にでもとてもあたたかく親切に接してくれます。特にお母さん世代の人々のおもてなしや親切は旅人の心に染みるものがあると思います。

この地方は、冬の間とても厳しい気候である上、土地がやせていて作物がよく育たない環境にあったことから、古くから家庭内工場で「甲斐絹」の生産、機織り業を営んでいる人が多かったのですが、その中心となるのは「お母さん」で、一家の稼ぎ頭がお母さん、お父さんは出稼ぎという家庭も少なくありませんでした。そのため、お母さん世代の人は大変な働き者でありながらも、家族への気配りも怠らない「やり手」がたくさんいるのです。

数々のお店を切り盛りする人は、お母さんばかりではなく、お父さん世代の人、若者も数多くいるのですが、街を支える女性のパワーは男性以上に強力です。

地元の人々が話すのを聞いていると、大変独特な方言があるのに気が付くかもしれません。「吉田弁」呼ばれるこの方言は、甲府周辺の国中地方とは全く違ったイントネーションや単語があります。都会からやってきた標準語を話す人々には分からないような言葉もあります。

観光客を相手に土産物屋などの商売を営む人は、道行く人々に「よってかっせ」とか、「よらっせ」「よってけし」と話し掛けることがあるかもしれませんが、これは「寄って行って下さい」の方言です。おじちゃん、おばちゃんがこの言葉を発すると妙に温かさを感じます。富士吉田はそんなおじちゃん、おばちゃん、そしてその人たちが育て上げてきた次の世代、心温かい人々がたくさん暮している街なのです。

富士山が一番美しく見える街「富士吉田」で遊ぼうカテゴリー項目一覧

概要

概要】 

富士吉田について

カルチャースポット

富士噴火の遺産

でっかく遊ぶ

季節の大イベント

富士吉田おいしいもの

観光お役立ちガイド